2010年9月8日水曜日

ラオスとタイの思惑



さばいでぃ~

今日は、ラオスと隣国タイとの双方の国民意識を元にした関係をご紹介したいと思います。

私は10年あまりタイで暮らして、2010年からラオスで新たに事業を立ち上げる事になったわけですが、これまでのタイ在住時も、ラオスには年に3度ほど大雑把な現地視察という名目で出かけておりました。

というのもタクシンがクーデターにより失脚した直後、個人的に抱いたタイの将来の先行き不安から、「新たな拠点探しておいた方がよいのでは?」という思いがあったからです。

初ラオスは2006年で、印象的には「親日的なド田舎」というもので、約1週間の滞在でしたが、タイ語が普通に通じるラオスは、タイ語がいける私にとっては、非常に好都合で、効率的に動き回る事ができ、初タイの視察の時とは比べ物にならないほど、有意義な滞在をする事ができました。

そんな滞在中にラオス人の口からよく出てくる「コンタイ ワイチャイ マイダイ」というフレーズがありました。これは、直訳すると「タイ人は信用できない」となり、最初はこれらのフレーズを用いるラオス人の個人的な偏見からかと思っていたのですが、今となってみるとその根本には、民族的な怨念めいた物を感じてなりません。

正に少し前まで、日本でも当たり前のように存在していた、反朝鮮思想のような感情というか。。。ただ、タイとラオスの国力を比較すると、「タイ > ラオス」となりますから、その当時の日本でいうなら、朝鮮人たちの反日感情の方が近いかもしれません。

そんなラオスで揚玉にあがっているタイ人から見たラオス人というのは、イサーン(タイの東北部住民)と同人種的な扱いをする傾向にあり、全体的にはやはりその当時の日本が朝鮮人たちに対して抱いていた感情に近く、ラオス人を見下げる傾向にあるといえます。

タイという国は、そもそも階級支配の強い国で、バンコク人は、それ以外の県の出身者を見下げる傾向にあり、バンコク人から見た図式は、「バンコク人 > イサーン人 > ラオス人」となりますが、私から見るた図式は、「バンコク人 ≧ イサーン人 = ラオス人」となり、さほど大差はないのですが、強いて言うならタイ人よりもラオス人のほうが、信頼できる民族のような気がします。

両国民共に仕事の精度は同レベルで、時間に対するのんびり加減も同レベルですが、人に危害を及ぼすような犯罪は、タイとラオスとでは、圧倒的にタイの方が多発しております。というかラオスではこの手の犯罪が殆ど起こらない平和な時間が流れています。

まぁこの点からも、騙しの少なさはお分かりいただけると思います。

去年開催された某スポーツ祭典時にも、タイのサッカー選手によるラオスへの嫌がらせは、タイでは一切報道されていませんが、ラオスでは大問題となり、噂によるとこの問題をタイ側が金で封じ込めたとされてます。

温厚なラオス国民なので、この程度で済んでますが、この問題の相手がカンボジア人だったらと思うと、ちょっとゾクッとしますね。

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